2011年10月17日月曜日

「飼育員の意外な仕事」

飼育員の仕事といえば、皆さんはどんなことを思いつきますか?

大抵の方は、動物の部屋の掃除、体の手入れ、ご飯の準備等を思いつくかもしれませんが
実はこんな仕事もあるんですよ、と言うのを今回紹介したいと思います。

今回は、ペンギンアイランドで使用するトレーニング用の道具作りです。
まずはホームセンターで、メインの材料となる木材を購入してきます。
最初に使用する長さに木材をカットします、木材の長さがズレないように慎重にカットします、あまりにもズレた時は、やり直しです。
もちろん怪我をしないように注意していますよ。












カットが済んだらヤスリ掛けをします。
このヤスリ掛けも重要です、どうしてかと言うと木材の角で、ペンギン達がケガをしない為です.
気を抜かず丁寧に行います。


ヤスリ掛けが終わったらいよいよ組み立てです。
木が割れないように慎重にビスを打ち込み、木の枠を作ります.
ここまで来れば完成間近!!何を作っているかわかりますか?


そろそろ仕上げです。
木にペンキを塗りますが、1回で塗ろうとするとペンキが垂れてしまうので、
薄く3回くらいに分けて塗ります。

色が塗れたら最後に黒いプラスティックの網を取り付けて完成!!
皆さんは、この道具をどのように使うか想像できますか?
実は、コレ・・・
ペンギン達の「フェンス」です!!


どう使うかと言うと、下の画像を見ていただけたら勘の良い方はすぐに分かるかもしれませんが
ペンギン達の誘導などに使います。

下の画像はショーでも使用している、「平均台」ですが、最初ペンギン達は、「平均台」をどうしたら良いのか分からないので、「フェンス」を置いて、「平均台」の階段へと誘導します。
後は、「おいで」等と呼びながら平均台を「渡る」ことを教えます。


このように飼育員の仕事と言っても色々な事があります.
特に道具等は市販品で代用できないことが多いので、必要な物、作れる物は
飼育員が自ら作ることもあります。
飼育員に興味がある方は、手先が器用なのも重要?ですよ。
今回の「飼育員の意外な仕事」の紹介はこれで終わりですが、
機会があれば「今後も飼育員の意外な仕事」を紹介していきたいと思います。


ペンギンアイランド 上瀧