2014年8月30日土曜日

豆柴

Mrトーマです。

さて、私は以前、本物の「豆柴」を生で見れるなんて、
宝くじの1等に当たるくらいのものだと思っていました。

体高で32センチ前後の柴犬なんてそうそう生まれるものではないでしょう。

ティーカッププードルとか小豆柴(あずきしば)まで行くと、
私にとっては都市伝説なみのあやしさです。

実際に「豆柴です」と言われてみたものの、
「小柄な柴犬から生まれた柴犬でしょう。騙されてませんか?」と言いたくなる豆柴は、
何度か見たことがあるのでなおさらです。

そんな矢先、と言ってもすでに2年以上前の話ですが、
家の近所に「豆柴牧場」という看板が立ちました。

その後、アニマリュージョン!の立ち上げの為に子犬を探すことになりました。

考えてみると、通勤途中でよく、柴犬の子供を散歩させている元気なおじいさんを見かけます。
いつも子犬を連れているくらいだから、あの人がきっとブリーダーさんだろうと思いながら、
豆柴牧場を訪ねてみました。

すると…

私の勘は、半分あっていて、半分は外れていました。
散歩をしていた方がブリーダーさんには間違いなかったのですが、
てっきり子犬だと思っていたその柴犬こそ、大人の豆柴だったのです。
どう見ても、サイズ的には4~5ヶ月前後の柴犬です。
その子犬サイズの成犬が、広い庭先に間隔をあけて5~6匹も繋がれているのです。

規格通りの豆柴は、本当にいたんです! しかも、こんな近所に。たくさん。

今は豆柴もJKC(ジャパンケネルクラブ)でないものの、ちゃんと血統書があるそうです。

血統書って、簡単に言うと3代さかのぼる家系図です。
豆柴の場合、その全てに大人になった時の体高が書かれています。
つまり、豆柴の基準サイズが3代続かないと豆柴認定の資格がありません。

血統書つきの子犬は、日本国内で年間500頭くらいしか生まれないそうです。
さらに、その子犬が大人になった時に、オスで体高34センチを超えたら、
もうその子供は豆柴じゃないんです。
だから、実質はもっと少ないでしょう。やっぱり、宝くじ並みです。

数か月の順番待ちと言われて2週間ほどたった時、ブリーダーさんから連絡がありました。
「北九州にうちで生まれた豆柴がいて、その子に赤ちゃんが生まれています。
うちで引き取ることになっていますが、見に来ますか?」

もちろんです。
すぐに会いに行きました。オスメス1匹づつ。
初めて、本物の豆柴の血統書も見ました。
登録名は、オスが「玄海雲竜号」、メスが「玄海美姫号」。
さすが日本犬です。

…うーん、思い入れが強すぎて、すでに長文になってしまいましたね。

その玄海雲竜号が現在、ほんのチョイ役にも関わらず大人気の、ゴンちゃんです!
正確には苗字もつけて、シルバニア=ゴンちゃんです。



もう、なにかしらのご利益がありそうなくらい、かわいいんです。
これが世にいう、親バカというものでしょうか?


今、ゴンちゃんは、1歳10か月。もう成長は止まったと思います。
で、現在の体高はと言うと…

34、5㎝! …え?ギリギリラインで豆柴じゃないってこと?
でも、スタンダードの基準にあてはまらない血統書つきの犬なんて、ゴマンといますよね。
そうですよね。5ミリの差ですよ。

なので、豆柴と言い張ることにします。
なぜかと言えば、血統書があるから、雑種ではないんです。
じゃあ柴犬かというと、柴犬としての血統書もないので、
「柴犬です」といっても間違いになるんですね。

やっとわかりました。
今まで「あんた、騙されてますよ。」と思っていた豆柴の飼い主さん、ごめんなさい!

というわけで、文句なしにかわいいゴンちゃん、ぜひ、本物もご覧ください!